琴音の煉瓦日記番外編☆『旧・北武鉄道橋梁跡に煉瓦の刻印を探せ!』武州荒木~羽生駅間へ! [廃村さーくる番外編♪]
『煉瓦の刻印探し』に嵌ってる私^^
でもどちらかと言うとーーー
カメラで画像として収めるよりも、
ぶっちゃけ『手にしたい!』なんて思ってたりw
どうせなら持ち帰れるものなら・・・拾ってきたいよね~^^
ーーーとは言え、それは限りなくNGなことだと思います。
せいぜい河川や農道に放っぽらかしてあるような古煉瓦の煉瓦片を貰ってくるくらいが許される範囲かなあ?
まあそれもグレーゾーンですがw
でもでもそうは言っても『やっぱり手元に欲しい!』もんですよね^^
案外、煉瓦遺構の周辺に無残にも転がってる煉瓦片は少なくは無いはず。
もしかしたら・・・その煉瓦片の中に、刻印煉瓦があるやもです。
煉瓦片なら・・・・・・・
少しくらいいいんじゃないかなあと、今はやっきになって煉瓦の痕跡を探してたりってとこっすw
・・・そう言えば、お兄ちゃんたちと出向いた碓氷峠『アプトの道』の
“ある場所”には、煉瓦片がゴロゴロしていた(遊歩道から外れてるし危険だけど^^;)
そう言えばお兄ちゃんたちと出向いた矢納水力発電所跡にも!
・・・なあ~んてな感じで、過去を振り返ればやたらと持ち帰ってもよさげ?な煉瓦片を見かけたのになあw
(正直、グレーというか怒られますよねw)
と言うことで、今回からは『煉瓦の刻印の煉瓦片』をゲット!の旅にでも行こうかと思いついた訳でヤンス☆
さすがに碓氷峠や矢納水力発電所跡とは行きませんので、
まずは近隣から『いかにも煉瓦片が散らばってるんじゃね?』って思われる、煉瓦の遺構へと休日にふらふら~っと出向いてきました^^
廃村さーくる番外編。琴音の煉瓦日記、スタートです^^
『武州荒木駅』
ここは秩父鉄道・秩父本線の駅のひとつ。
そんなところにふらりとやってきましたよ私^^
実になんでもない駅です。田舎っす(失礼ですがw)
とは言え私は秩父鉄道をなんだかんだと良く利用していたりするのです。
お兄ちゃんとの廃村サークル活動での群馬県遠征、もしくは埼玉秩父方面へと出向く際には、
両毛線や秩父鉄道と言った超ローカル路線にはとことんお世話になっていたりするっす☆
でも目的はあくまでも『群馬』や『秩父』
途中駅であるここ武州荒木駅にはまるっきし興味なんてなかったの。
正直、ただの通過点だった。
でもそれがですよ!
ちょっと趣味嗜好が変わったからって突然魅力的な駅だったと気づくのもまた面白いものですよね^^
実は、この秩父鉄道のいくつかの橋梁には、昔ながらの『古煉瓦』が未だに使用されている路線だったりするわけなんです^^
ということで、今日は自分の利用する東武伊勢崎線の羽生駅から秩父鉄道に乗り換えて、
いざ古煉瓦探訪のプチ旅路っす^^
駅前は・・・正直なにもないっすw
コンビニ?飲食店?
ナイナイw
駅の北側は民家。
駅の南側は関東平野をこれでもか!ってくらいに体現できる畑や田んぼが広がるばかりのところでした。
私は煉瓦の橋梁を見たい!と言うことでえ~
なるべく線路伝いに歩きたかった。
最初は線路沿いの道路を探して民家の方を歩いたのですがーーー
うまく線路沿いに近づけそうな道にめぐり合えなかった^^;
いつのまにやらまた駅に戻っていたっす^^;
そこで今度は田畑広がる穀倉地帯へと出向く。
あるのは延々と続く農道ばっかり。
とはいえ、こっちの方が秩父鉄道の橋梁に近づけるんだなあとすぐに気づくことになるーーー
どこかしこに入り組む農道。
阿弥陀クジのように辿れば線路脇へと簡単にこれたのですw
ただ、これは休耕の時期だったから、農家の人もいなく、特に誰にも怪しまれずに淡々と歩けたわけであって、
普通なら怪しまれそうですw
そんなこんなで秩父鉄道の架線間近まで到達です^^
柵も何も無い!
正直、ローカルな割りにガンガン行き来する鉄道の風圧にビビる私です^^;
後はここから線路沿いを歩いて煉瓦の橋梁。
そして煉瓦の刻印。
あまつさえ煉瓦片でも見つかればラッキー!と、私はウキウキと歩き出したのです^^
そしてそれは意外とあっけなく、実にあっさり見つかることにーーー
用水路を跨ぐところに橋梁発見!
しかも煉瓦です☆
さっそく近づく私^^
いつもこの電車乗ってて、こんなとこに煉瓦が使われているだなんて知らなかった。
しばらく私は橋梁(きょうりょう)の煉瓦をじっくり観察するのでした。
(イギリス積みかな^^ 古煉瓦後期の積み方とはいえ、中々年代物っぽいですね☆)
ふと、
風雨にさらされ続け、苔もところどころ覆いかけた煉瓦に
『煉瓦の刻印』発見です☆
うひゃ~!
これは丸に三隅の棒線『大阪窯業』さんの刻印!
恐らく私の地元、埼玉県草加市にかつて存在していた
『大阪窯業・草加工場』の物なんでしょうね^^
いつだったか草加市で刻印探しをした時は、うっすらとコレと似た刻印煉瓦の破片は見たけれど、
こうしてはっきりと刻印が刻まれた煉瓦を見るのは初めて。
(大阪窯業の刻印です。他のは横須賀の資料室とかで見たことはあります^^)
なんだかめっちゃ嬉しかったです!
その後も、ほぼ畦道のような線路沿いをひた歩く私。
すると、農業用水が線路を横切る場所の橋梁は、ほぼほとんどがーーー
煉瓦の橋梁だったのです^^
ま、とはいえですよ!
本来の目的は~その橋梁の脇にでも落っこちてる煉瓦片をゲットすることっすw
できれば刻印・・・ってことで、次から次へと歩く私だった^^
でも案外無いもんですね^^;
途中から線路脇は舗装された道路となっていました。
おかげでスムーズに歩けそう♪
刻印探したり煉瓦片探したりしつつも、次から次へと見つかる煉瓦の橋梁に、ウキウキしながらお散歩してました。
なんだかんだでここまで5個くらいかな?
煉瓦の橋梁はあるのだけれど、橋梁に煉瓦の刻印も見つけられなかった^^;
そうそう見つからないこそ楽しいのが刻印煉瓦の魅力ですがーーー
流石にココまで来ると、疲労感の方が上回ったw
じゃじゃーん♪
ここで登場、私のガソリンですw
(リッター350ml♪)
一息入れつつ、再び煉瓦探しに没頭です^^
小石をどかしたり、苔を払ったりと、まあ色々と探しました。
そしたらいつのまにか隣駅の『新郷駅』に到着w
このまま諦めて、ここから電車に乗って帰ってもいいとは思ったのですがーーー
まだまだ日も落ちてないし暇なんで、このままもう一つ先の駅までは頑張ってみることにしました^^
ココからは先ほどののどかな田畑広がる地帯ではなく、周りの様相は住宅街へとうって変わった。
線路伝いに歩くのが少し難しくなってきたところでコンビニ発見!
再びガソリンと石炭を補充です☆
むしゃむしゃとエネルギーを蓄積しつつ歩き出す。
とは言え・・・
コンビニ脇の用水路の煉瓦を最後に、線路からだいぶ遠ざかることになってしまいました・・・
道なりに進むのを止め、再び線路を目指して畦道へと繰り出す。
でも・・・
いつのまにやら次の駅がもう、すぐそこってところまでやってきたしまったの^^;
薄暗くなってきたし、距離的にもこれ以上はキツイと感じた私は、この駅から帰宅することにしたんだあ^^;
・・・が!
駅間近となったところで久しぶりに煉瓦の橋梁を発見する。
パッと見、ただの踏み切りだと思っていたのですが、
下に小さな川が流れていたんです^^
ああっ!ここも煉瓦ちゃん☆
流石に住宅街なので幾人かの通行人もいらっしゃいますがーーーー
そんなの気にせずに思わず駆け寄ってみる私。
そして煉瓦の上面になってる部位をくまなく観察するの^^
するとーーー
あった♪
この刻印は、紛れも無く私の今の地元である草加市で、
かつて造られていたであろう煉瓦の刻印ちゃんです!
しかも今まで見た中で、一番クッキリハッキリの、クリアーな煉瓦の刻印ちゃんでした☆
(大阪窯業・草加工場の、丸に三隅のライン^^)
しばし感動です。
正直、この時点で充分満足させられました^^
(本当は、刻印煉瓦を拾えないか?ってのが目的でしたが、なんせ最後の最後に綺麗な刻印を見ることが出来たので^^)
名残惜しくもありました。
でも草加に遠くないとは言え約一時間は掛かる場所『西羽生駅』
また来れば会えると納得させ、家路につくことに^^
旧・北武鉄道。
大正10年に開業し、その後秩父鉄道本線の一部となった路線。
私が今回見てきた場所以外にも、実はまだまだ煉瓦の橋梁は存在し、
今現在も秩父鉄道の現役バリバリで足元を支えていたりする^^
100年近くを経てもなお、人々の交通の足の支えとして働く煉瓦ちゃん達に、改めて感動っす^^
私はどうやらマジで煉瓦という無機物に魅了されたようです^^
※ここまで読んでくださりありがとうございました^^
調べてみると古煉瓦の橋梁ってのは意外とたくさん残ってるんですね。
自分が利用している沿線も、実はよくよく調べると煉瓦だらけだということにビックリ!
しかもめちゃくちゃ近くだった^^;
(東武伊勢崎線・東武東上線・秩父鉄道などなど、気づかなかっただけで、今でも普通に残ってる・使われてるんだね~^^)
とは言えあくまでも目的は『刻印煉瓦(欠片)』ゲット。
メインブログではやらないような、身近な煉瓦探索なんかをちょくちょく番外編という形でアップしようかなあ~なんて思ってます^^
おはようございます。
今日は二度寝ダメですよ・・・しつこくて申し訳ないです。
by YUTAじい (2014-04-01 06:39)