琴音の煉瓦刻印発見録♪『日本煉瓦製造㈱外壁』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]
『デジタル写真の凄さを知ったのは別にズームレンズだけじゃなかったっす^^』
デジカメ・コンデジ・イチデジ・デジイチと色々呼称はありますが、
まあ~今やカメラの世界は『デジタル』が席捲しまくってますよね^^
その撮影した画像はパソコンで更にデジタル処理できるわけですぜ。
拡大したり縮小したり色付けたり明るくしたりと、一枚の画像をいじったりどんな角度からも見えたりする訳っす。
画素数が高ければーーー
ひょっとしたら拡大して『新たな発見が!?』なんてこともあるのですぜ☆
ま、今日はそんなお話です^^
去年・一昨年と、日本屈指の明治期の煉瓦ブランドである
『日本煉瓦製造㈱』が存在していた埼玉県深谷市にお邪魔したんすがーーー
その二度にわたって『何の気なしに撮影した画像』に
煉瓦刻印が写ってたっす^^
正直・・・びっくりですぜ^^;
旧日本煉瓦製造㈱。
今は旧事務所と旧変電所とホフマン輪窯しか残っていないのだけれど(写真は旧変電所跡。上記に上げた三つは全て重要文化財))
その施設一帯を取り囲む外壁にも『煉瓦刻印』と言う煉瓦の痕跡があったのです^^
これは一昨年撮影した何気ない煉瓦積みの外壁。
当時は『へえ~。施設の外壁もちょっとは残ってるんだねえ~』くらいの軽~い感じで撮影してたっす。
で・も!
改めて『写真を拡大したら発見があった』のです!
画像で示した矢印の部分をズーム!ズーム!していくと・・・
ほら!なんかへんてこりんなのが煉瓦に刻まれてるのに気づかない??
その隣もーーー
なんだか同じようなマークが煉瓦に刻まれてるっす。
ちなみに更に拡大して画像をひっくり返してみてみたのがコチラでございやす↓
『漢数字の“七”の刻印』っす^^
これは恐らく煉瓦の符牒・符丁。
煉瓦刻印は主に数十個数百単位にひとつの割合で、
その煉瓦工場や煉瓦会社のトレードマークや社章を模したものを煉瓦に彫り付けるのだけれども、
中には社章やトレードマーク以外に
『煉瓦職人さんが煉瓦製造過程で数量把握しやすいように、煉瓦の束をグループごとに区分けする為に漢数字やイロハニホヘトなどの番号・符丁刻印を独自に打ってた』らしいのです^^
要するに『煉瓦の識別番号的刻印』なんじゃないかなあ~ってとこっす^^
実はコレ。煉瓦刻印の世界じゃ、結構貴重な発見だったりするかもっすねw
それにしてもデジタルのカメラの世界には驚かされた今回です。
とりあえずズームで古煉瓦を撮影しまくって、後々画像を検証してみると言うのも
『ひとつの手段』なのではないかと思わされたってところですね^^
おはようございます。
デジタル凄いですね・・・私はそのままが殆どですが。
by YUTAじい (2015-02-17 06:46)
おぉ、発見ですね。
自分も昨年の京都オフでの分解されたD51200の発見も、撮った画像の拡大から
発見しましたからね。
デジタル恐るべし。
by kinkin (2015-02-17 08:47)
珍しくまじめなネタでw
ズームの威力はすごいですがマクロも魅力です。
ただお値段がねぇ……
by まめ (2015-02-17 12:39)