琴音の煉瓦刻印発見録♪『東京駅を造った煉瓦工場を探しに行ったら銭湯だった』鳥井陶器製造所ほか [琴音の煉瓦刻印発見録♪]
これは余談なんすが、
地元の伊豆には『銭湯』がほとんど無い。無かったと思う。
まあ~温泉場なので公衆浴場はいくつもあるんすけれど、
テレビでやってた『時間ですよ』の銭湯シーンに子供のころは憧れたもんっす(ちょっと琴音の年齢設定と合わないけど書き手の感想ってことで^^;)
さて、今回の煉瓦のお題はズバリ!
『東京駅に使われた煉瓦ちゃんの出どころ』っす^^
じゃあ~サクサクいきますか!(サブブログだしねw)
さて東京駅に使われた煉瓦ちゃんから説明しないといけないっすね^^
ベースとなる躯体煉瓦は有名な日本煉瓦製造㈱さんの煉瓦なんだけどーーー
それ以外の装飾やら化粧煉瓦、外壁煉瓦などには分かってるだけで上記の煉瓦工場さんの製品が使われているのです^^
この他にも北海道の煉瓦が使われているとか、栃木の下野煉化製造会社(シモレン)の煉瓦が使われていると言われているんだけど・・・
どうも北海道とシモレンだけは資料的にも東京駅と結びつかない気がするので保留ってことでw
で、
今回はその中でも『鳥井陶器製造所』と言う工場(どちらかと言うとこうじょうって言うよりもこうばかな?)に注目してみました^^
かつて墨田区の八広のあたりに存在したその煉瓦工場は、東京駅の化粧煉瓦や高級マントルピースを焼いたそうなんです(高級マントルピースってのは凝った意匠を施した暖炉とか暖炉の棚の部位とかかな?)
やってきたのは東向島駅。
八広駅もあるんだけど、そこよりも東武線の東向島駅か曳舟駅の方が現場に近そうだったのでここからスタートっす^^
生憎のコンディション(天候)なのはしょうがない。
思い立ったら行っちゃうタイプなのでw
ーーーさて傘を差しつつ現場へと向かいましょうず^^
やってきたのは八広一丁目。
曳舟川通りと明治通りが交錯する角っちょっす^^
どうやらこの本屋さんがある辺りが、かつて東京駅の煉瓦を焼いていた鳥井陶器製陶所の場所らしい。
曳舟川通りってネーミングの通り、かつてはこの目の前の道は河川だったそうです^^
煉瓦の運搬には昔は船が主流だったしね(好立地!)
で~、
本屋さん自体には特に煉瓦の痕跡は無かったんだけど、
そのすぐ裏に痕跡があったっす(*´д`*)
裏手は『おかめ湯』さんと言う昭和26年創業の銭湯でしたっす^^
その入り口横の塀がーーー
煉瓦ちゃんでしたっす(*´д`*)
大通りに面した手前部位は新しい煉瓦でしたが、奥まれば古煉瓦ちゃん!
鳥井陶器製造所の煉瓦が使われているとのことですが、
この煉瓦壁自体が元々煉瓦工場の名残なんじゃないかな?
銭湯の敷地自体が元々工場の一部だったんじゃ?(詳しいことは分かりませんでした。でも歴史と立地的に妥当な推測っすよねえ~?)
っつーことでさっそくアレをやりましょうず(*´д`*)
勿論、刻印探しっす!w
壁面の下部を覗いたり、敷石を見て回ったけれど、
残念ながら煉瓦刻印は見つからず^^;
隣接するマンションとの境界を見てみると、銭湯の裏手まで煉瓦壁は続いているようでした。
(駐車場から続きが見れたそうだけどやめておきました^^)
この後は古地図を見たところ、ご近所に煉瓦工場の地図記号を見つけたのでそこにも行ってみたっす^^
東向島3丁目・地蔵坂通り入口周囲。
色々探ったけれど煉瓦の痕跡は無かったっす^^;
まあ~そうそう無いよねw
中々手掛かりがないこそ宝探しは面白いんす(*´д`*)
じゃあ~次は、東京駅を造った別の煉瓦工場も探ってみようかしら☆
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
ちなみに休日ではなく出勤前に寄ってみた話だったりしますw
おはようございます。
煉瓦探求の旅・・・続きますね。
by YUTAじい (2016-04-01 06:29)