琴音の煉瓦刻印発見録?『秩父長瀞・荒川橋梁』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]
旧親鼻橋の煉瓦橋台を堪能した私は、
『いっけね!私ってば荒川橋梁を見に来たんじゃーんw』と思い出して、再び対岸へと戻ることにしたんす^^
んじゃ、秩父長瀞編の続きっす(*´д`*)
どうやったら荒川河川敷に降りられるかと模索していたら、
実は行きの時に工事中だからと敬遠していた場所が降り口だったと言う感じ^^;
工事のオジサマもお昼時でいないのでさっさと降りることにした。
歩道などは整備されてなく雪で倒れた藪の上を降りていくとーーー
遠くにお目当てのブツが見えて来たっす(*´д`*)
うひょー!埼玉にもこんなに高い橋梁があるだなんて!
しかも煉瓦ちゃんのおまけ付き(*´д`*)
急いで駆け寄りたいけれど、ここは慎重にね☆(既に2回こけてます)
するとこちらの河川敷にも煉瓦塊が!
もちろん流れに洗われて煉瓦刻印どうのこうののレベルじゃありませんでした。
これも恐らく上流にかつて存在した親鼻橋の煉瓦ちゃんの名残なんでしょうね^^
ようやく到着!
でもバリバリ逆光W
鉄橋に太陽を隠すように袂から撮影し直すとーーー
あは~ん!(*´д`*) なにこれ? めちゃくちゃ素敵な煉瓦橋梁じゃないですかあ!!!(*´д`*)ウットリ
三段の煉瓦橋台、その上にはコンクリの橋台と言うトーテムポールみたいな荒川橋梁。
天気も相まってその赤々とした出で立ちが映える!(*´д`*)
(※ 元々は4段目まで煉瓦だったそうっす)
積み方はイギリス積み。
尖った水切り石がカッチョイイ!(水切り石は簡単に言えば川の流れを左右に逃がして橋脚・橋台を守る石のことです^^)
あそこまで水位があがるのかな!?
だとしたら恐ろしい・・・
まるで巨神兵みたいな橋脚が河川敷に5体?
橋台部位が2対。
せっかくなので橋台に近い方もパチリ。
こちらは川岸の高さに合わせて二段の煉瓦橋脚+コンクリ。
積み方は同じイギリス積みなんだけれども、他と少し色合いが違う煉瓦ちゃんなのは何故なんだろ?
橋脚の下流側はすっかり丸みを帯びていましたっす。
たぶん水切りで左右に受け流された水流が渦を巻くようにこの部分に当たるからなんでしょうね。
そのうち補修しないとヤバいんじゃ・・・^^;
思わず夢中になり過ぎてて電車の通過音でハッとさせられた。
そうだよ現役バリバリの煉瓦ちゃんの説明を何もしてませんでしたねw
ここは『荒川橋梁』と言う、大正3年に造られた煉瓦の橋脚橋台っす^^
その高さは約20メートル近く。
荒川を越えて秩父までの延伸工事は並大抵の工事じゃなかったんだろうなあと想像させるっすよね。
煉瓦刻印を見つける隙間など無い完璧な造り。
でも恐らく日本煉瓦製造の総裁・渋沢栄一が秩父鉄道以西には大きく関わっているので、
刻印があったとしたら時代的に『上敷免製』か『日煉』だと思います^^
日煉とか意外とレアだから見たいんだけどな~(*´д`*)
(※ 秩父鉄道の出発点の羽生駅から東行田駅間は、秩父鉄道が併合する前の北武鉄道の路線を流用しているので煉瓦の刻印も違ったりします^^
見沼大用水橋梁ってところが恐らく境目。
日本煉瓦製造の煉瓦と大阪窯業東京工場の煉瓦が河川を挟んで両岸に使用されている)
さてこの後は駅前でランチをしてから帰り道に寄り道をしました。
次回はその続きっす(*´д`*)
(メインブログなら最後まで一気に書き上げる内容だけれど、こっちは短く刻んで記事数増やすw)
おはようございます。
列車からも結構迫力満点です・・・。
by YUTAじい (2017-01-21 06:54)
おはようございます。
楽しんできて下さい。
by YUTAじい (2017-02-15 06:19)