琴音の煉瓦刻印発見録♪『栃木県鹿沼市口粟野の油屋さんの煉瓦塀ほか』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]
『最近は休日ともなるともっぱら遠出してゲーム三昧っす☆』(日常のストレス発散)
位置ゲー(レキコネ)は遠く行けば行くほどポイント高いので、目的(煉瓦構造物)決めてちょっと遠出してきたよ^^
今回の目的地は北関東の栃木県。
いざ参らん!
やって来たのは東武日光線の樅山駅。
ぶっちゃけほぼ無人駅っす。
・・・さてここからが問題。
目的地はここから道なりに進んだとこなんすがーーー
バスも2時間はやってこないご様子^^;
んじゃー!歩くしか無いよねw
約10キロ弱だし、楽勝っしょ!?
だって先日、北海道の名勝タウシュベツ橋から22キロ歩いたばっかだしねw
へーきへーき(*´д`*)
さてっと、歩くこと2時間弱ってとこでしょうか?
鹿沼市の粟野町ってとこにやってまいりやした。
そこの交差点『口粟野』が今回の目的でやんす^^
交差点に差し掛かったところで古風な家屋。
そ・し・て!
そこに隣接するレンガ調の素敵な物件が見えてきたよっ!(*´д`*)
石材も組み込んだその佇まいは、この地域の街並みからとっても少し異様。
っつーか存在感バリバリ☆
因みに、あのラーメン丼の模様っぽい装飾は『雷紋(らいもん)』もしくは『メアンダー』って言うっす。
中国どころか古い昔のギリシャから使われている建築装飾だったりするっす(意味は主に魔除けとか雷でカッコいいとかw)
さて更にこちらのお宅を見ながら進むとーーー
なんと立派な赤煉瓦塀のお宅だってことが分かるっす(*´д`*)キュンキュン!
歩いた甲斐のある素敵な煉瓦ちゃんじゃーん☆
さて早速ですがチェック!チェック!
目の前のご馳走をたっぷり調べましょうず。
(この近くにバス停があったんすが、猶予がバリバリ1時間近くあったしね)
典型的なイギリス積み。
煉瓦面はすこぶる風化も少なく良好状態☆
目地は・・・普通かな。
どっちかってーと、後年に修復したんじゃないかな?って思える感じ。
さて壁伝いに進めばーーー
その向こうには石倉が。
土地的に大谷石かな?
お勝手口になるのかな?
この部分の左手側だけは何故かフランドル積み(フランス積み)
んじゃー!いつもの刻印探ししてみやしょうず(*´д`*)
私的には栃木と言うこともあってシモレン。
つまりは『下野煉化製造』の煉瓦ちゃんじゃないかと踏んでるんだけどね^^
軒下部分には出っ張りが!
これは刻印探しの大チャンス(*´д`*)
んー・・・
んんー・・・
あの傷怪しい・・・とか思いながらずっと見てたら、いつの間にかさっきの立派な建物のとこまで来ちゃった^^;
それっぽいなーっと思えたのはコレくらい。
でも同じものは無く、ただのキズっすね^^;
せっかくここま来て何も無しか・・・とも思ったけれど、
ゲーム的にはだいぶ新規エリアボーナスゲット出来たので良しとしやしょう(負け惜しみ)
さて名前は出せませんが此方の表札に『油屋』と言う屋号が表記されてたのよ。
そこでよくよく調べてみると、
元々は天保の時代から菜種・荏胡麻などからの絞油で財を成した旧家だとのこと。
あのレンガ調の立派な建物は後年、町の郵便屋さんとしても使われていたんだって。
なるほど道理で立派な佇まいなわけだ^^
さてっと、後はバス停から駅に戻るのみ。
でもちょっと周辺も見て見やしょう。
めっちゃご近所には『百八体地蔵尊』なるものが。
ちょっと感動。奥までズララララーって居並ぶ地蔵菩薩は圧巻っす(*´д`*)
せっかくだしー、いいことありますようにって、一番端っこのお地蔵様にお願いしてみたよw
そしたら早速、御利益あったんすよーこれがw
先ほどの油屋さんの3軒となりまで来たところ、
民家の垣根下に煉瓦ちゃんがあったとです。
これは・・・自分で言っちゃうのも嫌らしいけれども、
遠目に見ても少し古そうな煉瓦ちゃんぽいって勘が働いたんす(いや、むしろ今までさんざん見てきた経験則からなのかもね^^;)
大通りに面してるし民地だから気まずいけれど、一応チェックを試みた。
するとーーー
えっ!? 刻印じゃん!
しかも『井桁にカタカナのサの刻印!』
これって・・・四国香川県の讃岐煉瓦???
そうだとしたらば・・・私っちが今まで見てきた中では最北限なんですけど!
ん、いや・・・でも・・・
井桁の刻印が随分と『ちっせー(小さい)w』
別の煉瓦会社な気がするっすね^^(栃木の過去の煉瓦工場の製品?)
この後、家に帰ってお兄ちゃんと談義したけどお、
さっぱり出どころ分からずw
でもいつか解明したいなあ~と思った私でした☆
(お地蔵様、素敵な謎刻印ありがとー!)
※一部修正したいと思います^^
この井桁にサの刻印は、『シモレン』つまりは『下野煉化製造会社』の煉瓦刻印でした☆
シモレンの資料見てて気づいたよ。ウッカリっすねw