琴音の煉瓦刻印発見録♪『千葉県東金市・八鶴湖畔の煉瓦刻印☆』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]
『今日は千葉県に遠征っす!』
え~っと、なんでかって言うとー
今やってる位置ゲー的に新しいエリアなので行くだけで新規ボーナスポイント貰えるからw
そして煉瓦的にも私っちにとって千葉県はかなり『未開の地』でもあったからなんすよね^^
さて今回、位置ゲーと煉瓦の一挙両得を目指した場所はーーー
『千葉県東金市』にある人造湖です。
その湖畔には『煉瓦の刻印』が待っているらしい☆
ではではスタートっす(*´д`*)
関東は連日二十日を越える雨日だと言うのに、この日は最後まで良い天気(*´д`*)
お酒とおつまみとカメラ持って出かけた先はーーー
千葉県は東金駅でございあす☆
さて目的の場所はと言えば?
駅からそう遠くないところにある八鶴湖と言う場所っす^^
ではでは歩きやしょうず☆
歩いて行くと心惹かれる古き建物が点在していることに気が付きました(*´д`*)
じっくり見たい・・・
でも帰りの電車の本数や移動時間を加味するとそうもいかないのでグッと我慢の子っす^^;
歩くこと14~5分ってとこかな?
無事に八鶴湖って言うコンパクトな湖ちゃんにたどり着けました(*´д`*)
この八鶴湖の説明版があったのでサラッと読んでみるとビックリ!
だって人造湖って聞いてたから、てっきり近代的目的(例えば灌漑用水とか貯水池)で新しめな湖だと思ってたら
全然違うじゃんか!w
簡単に言えば徳川家康の別荘の湖じゃんかよw
めっちゃ古いし歴史あるし格式あるのね^^;
さてさて実は今回の目的地の正確な場所を正直この時点でまったく分かってなかったの、私^^;
でもどうやらこのコンパクトだけれどもトランジスタグラマーな八鶴湖周辺から延びる小道にソレは『ある』らしい。
っつーことでとりあえずグルグルしてそれっぽい道を探すことにしたよ(*´д`*)
やっさこまくに劇場???
ちょっと地方にある劇場って事で、エッチい想像しちゃった人もいるかもだけど(思ってしまいました反省してます)
ここは『ヤッサコマチ劇場』と言う、
東金市のアピールの為に結成された地域発アイドルユニットさんの本部みたいなとこなんだって!
さてその隣に見えてきたのはーーー
なんかめっちゃ雰囲気ある旅館さんでしたよ!
『八鶴亭』
明治18年創業の老舗旅館。
なんと、おバカな私でもなんとか知ってる文豪さんも訪れたことある由緒ある建物なんだって(国の有形文化財・建物自体は昭和初期改修)
ちなみにさっきの劇場は、この八鶴亭さんの物件だそうっす(歴史もあるが新しいものにも寛容)
お昼もお昼の食事時。
ランチも2000円台からやってるし~(松花堂膳とか)
ちょっと奮発して食べてっちゃおっかなーとも思ったけれど、
とりあえず目的を達成した残り時間で決めることにして先を行くことにしたっす。
そこからちょっと歩くと!
うひょー!煉瓦ちゃんの校門の学校発見(*´д`*)
ここは『千葉県立東金高等学校』
なんと明治41年創立の歴史ある高校でした!(女子高としてスタート。元々は家康さんの東金御殿の跡地☆)
この煉瓦の校門は当時の名残だそう。
いちおー、刻印探ししちゃったけれど、
学校系は今のご時世、あんまり目の前ウロウロしてると怪しまれるのでサッサと退散っすw
さて・・・
八鶴湖を半周したところで神社の鳥居に遭遇です。
情報ではここら辺から高台へと通ずる小道に物件があるらしいんだけど・・・
結局ここで右往左往。
その中で『2ルート』それっぽい道を見つけたとです^^
っつーことでまずは最初に目星をつけた小道にレッツゴーでやんす☆
アワワワワ・・・
なんか情報と随分と違うとこに来ちゃった^^;
でも『もしかしたら・・・』って先を進むと(むしろ登り)
どう考えてもこっちじゃねーし!ってとこまで来ちゃったよマジでw
だからUターン決めかけたところで八鶴湖へと下って行きそうな別の小道を発見!
ならばいざ行かんってことで降りて行きやした。
なんか、あんまり人がこなそう^^;
しかも随分とつづら折りじゃん!
ふと道端に幾つも幾つもお盆の時の『精霊馬』が置かれてたよ!
もしかして地元の人にとっては結構大事な小径なのかな?この道(確かにこの道の上にはお墓がありました。ご先祖様を胡瓜の早馬でお出迎えして、茄子の牛でのんびり帰っていただきやしょう!って風習。素敵ですよね^^)
道の向こうに民家が見えてきましたっす。
その向こう側には八鶴湖の周りに植わってる木々が見える!
どうやらスタート地点には戻れそう(*´д`*)
そう思った矢先にーーー
これですよw
なんと情報にあった物件にマジ遭遇です☆
『ここには古そうな煉瓦が残る駐車場があるよ^^』ってお兄ちゃんに聞いていたのだけれど、
確かにイギリス積みの古っぽい低い煉瓦壁が周りをグルッと囲ってたんす。
んじゃまー!せっかくここまで来たので調査開始であります!
目指すは煉瓦刻印ちゅわ~ん(*´д`*)
うぐう・・・(-_-;)
なんかぱっと見、煉瓦の刻印が見れそうな上部は笠石があるじゃない・・・
でもですよ!
外周っぽい煉瓦壁以外にも敷地の中にも区枠された煉瓦壁があったんす。
そこはモルタルも残ってるけど煉瓦の平面もたくさん見れそう(*´д`*)うひょー!
っつーことで喜び勇んで駆け寄ったとです。
するとーーー
キタ――(゚∀゚)――!!
刻印が来ましたよマジで(*´д`*)
でもこれなんて読むのかな?
そのどれもが微妙に擦れていてハッキリ判別しづらいんですけど^^;
『一宮上・・・?』かな???
初めて目にした煉瓦刻印ちゃんっす。
その他には同じような傷のある煉瓦たち。
モルタルの食いつきが良いように付けた跡とかなのかな?
やっぱりどれをとっても同じような刻印と法則性同じな傷の煉瓦ちゃんがいっぱい。
さて、駐車場っぽいところは『二面に分かれていて』
一段挟んで下にも同じような煉瓦壁の残る区画があったんです。
当然そこも見て回るわたし^^
ん~、ただの赤煉瓦だけじゃ無いっすね。
焼過煉瓦っぽいのもありゅ。
でも随分と焼きムラが不規則(爆裂したものもある)
目地の度合いも考えて、少なくとも等級的にそこまで良い煉瓦では無い気がするっすね(個人的感想っすw)
駐車場を背にした山肌にも煉瓦の柱的なものを発見!
でも・・・
それはちょっと民家さんの敷地内っぽかったので近づいて見るのは遠慮しましたっす。
でもどうもその民家さんの入り口付近の煉瓦壁ちゃんも今まで見てきた煉瓦壁の続きっぽいじゃんかー
せっかくなので透かしの部分も見てみる(煉瓦壁の穴が開いてるとこっす)
あらら。やっぱりさっきまでと同じような『一宮上?』の刻印だ^^
と言うことは駐車場もこのお宅も『元々同一の敷地』だったってことっすよね?
面白いことに、ここから煉瓦壁の積み方も少し変化。
さっきはイギリス積みだったけど、
上部はそのままに下側80パーセントは小口積みに。
それは坂を下る程に変化する。
ここなんて色合い的にも4種の面妖。
時代ごとに修復してた感じが見受けられるっす^^
そして煉瓦壁も終盤を迎えたところで(ここは完全に民家さんの壁)
煉瓦の質も上等品っぽくなりました。
上は小口積み。下はイギリス積み!
あ、ごめんなさい!
まだまだ先があったっすw
もうちょっとだけそこから側溝伝いに低い立派な小口積みの煉瓦壁ちゃんがあったよ(*´д`*)
坂を下りきると、八鶴湖。
なんだよー!
2ルート模索してたけどこっちの道だったんだねw
さて考察推論、ちょっとしたデータと個人的妄想で、この煉瓦ちゃんが『どんなものか。どんなものだったか?』検証してきやしょうず(*´д`*)
お兄ちゃん情報だと、この煉瓦壁のある駐車場は『元々造り酒屋さん』だったらしい。
ならばと昔の航空写真でも見開いてみるとーーー
これがさっきの駐車場となってた部位。
そしてこれが、
昭和50年代の同じところ(薄くピンクで塗ったところがそう)
見比べた感じ大きな屋根の建屋が二棟建ってたのは間違いないっすよね^^
つまりは建物の区割りそのままに跡地は第一第二~って感じで駐車場になってる感じね。
煉瓦使ってたってんだから結構古い造り酒屋さんだったんでしょうね^^
さて帰りは渋い建物が多い東金市を軽くぶらり。
駅までたどり着くと、どうやら上りも下り線も30分以上待つみたい。
ならばと言うことで、
駅前にあった『三はし』と言う料理屋さんに突入しましたぜ(*´д`*)
当然ビアー☆
そして海鮮丼☆☆☆
正直、お客さんも私だけだし流行ってない感じもしたから刺身のネタ的にどうだろうかと勘繰ってしまいましたが、
マグロなんかは色にくすみも無く新鮮な中トロでめっちゃ美味しかったあー(*´д`*)
帰りは途中から特急に乗って帰っちゃったw
だって千葉県は広すぎるんだもんw
そしてお土産にと生落花生買いましたよ。
お兄ちゃんと私と同郷の夕実っちとで仲良く塩ゆで落花生にして食べたんだけど、やっぱ千葉の落花生最高です(*´д`*)ウマー
ま、そんなある夏の物語でした☆
おはようございます。
国産・・千葉の落花生高価ですね・・・
by YUTAじい (2017-08-24 06:18)
この間のブラタモリの長瀞で煉瓦の橋梁ありましたね!
案外知らないだけであちらこちらにあるんですねぇ。
とはいえ、唯今勉強のため何故か電柱の上をあちらこちら
ある物体を探して詮索中ですw
by まめ (2017-08-24 12:34)
千葉県の東金とは随分と来ましたね。
最近、よく千葉へ出張に行くのです。今は佐倉とか臼井とかが多いけど、煉瓦建築は見当たらない感じです(^^)
by ワンモア (2017-08-24 21:13)