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琴音の煉瓦刻印発見録?『長瀞の大煉瓦擁壁☆』葉暮橋・秩父鉄道(上武鉄道)護岸擁壁 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『埼玉県北部を横断する秩父鉄道』

 元々は上武鉄道であり北武鉄道を吸収して東に延伸(羽生駅)

 片や西、つまりは秩父をを目指すわけなんすが・・・

 その区間には鉄道敷設にとって大きな難関が立ちはだかっていたんですよね~。

 しかもそこには『煉瓦があった』

 っつーことでそこへと向かうんだけどその前にランチです(*´д`*)

琴音の煉瓦刻印発見録♪長瀞の秩父鉄道煉瓦擁壁.jpg

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 う~・・・寒い!寒い!^^;

 雪と戯れた後は駅前にある『そば処・うちだ』さんに飛び込んだっっす。

 まずは慰労の一杯を(*´д`*)チョーウメエー!

 んでもって注文したのはこちら↓

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 きのこたっぷりの蕎麦っす(*´д`*)

 これがまた冷えた体に沁みわたります!

 カツオのイノシン酸ときのこちゃんのグアニル酸がお汁の旨さを倍増っす☆

 全部ずずずーって飲み干しちゃったもんだから、大びんのビールを飲み切るのが大変だったけどまあいっかw

 

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 さてランチを終えてやってきたのは波久礼駅っす^^

 隣町の寄居町までやってきました。

 

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 ここから目指すは国道140号線と秩父鉄道がクロスするちょっと手前のところでやんす^^

 

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 歩道もなくってちょっと怖い・・・^^;

 

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 しばらくすると鉄道の築堤が石垣からコンクリの護岸壁へと変化し始めましたぞい^^

 

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 左手を見やればダムによって荒川に出来た玉淀湖が眼下に。

 歩けば歩くほど湖面からは随分と遠ざかります。

 

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 ちょうど寄居町と長瀞の町境まで来たみたい。

 そしてここが今回の目的地でもあるんです^^

 

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 ここは『葉暮橋』と言う桟道橋。

 一見、普通に道路の続きじゃないか?って思うでしょ?

 でも桟道って付くからには違う訳でーーー。

 

 実はこの橋の下は崖っす。

 高さ30メートルの崖っぷちの山肌に足場を這わせて鉄骨の橋を渡しているんすよ^^

 かつては秩父~熊谷区間の最大の難所だったんです。

 道路橋が出来たのは昭和の話(1953年・大正28年)

 それ以前は船で対岸に渡って秩父を目指していたんだそうですよ^^

 

 そしてーーー

 この葉暮橋が出来る前から秩父鉄道はこの難所をクリアしてた訳なの。

 1911年・明治44年区間開通。

 そしてそしてその際に!

 この断崖絶壁を削ってレールを敷設し、崖面の崩落防止用に堅牢な法面を築き上げました。

 その痕跡こそ『煉瓦ちゃん』なのです!

 では望遠ですがご覧あそばせ!その雄姿!

 

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 ・・・なんか十字の意匠のあるかっくいい煉瓦壁っしょ^^;

 擁壁!っつーから、どでかい煉瓦の壁とか想像したっしょ?マジでw

 実は私、進撃の巨人に出てきそうなすんごい高い高い煉瓦の壁でもあるんだろうなあ~とワクワクして来てみたらこれですよ!^^;

 せいぜい私のオッパイくらいの高さじゃんw

 なんだよこれー。

 昔の痕跡は埋もれちゃったのかよーと思ってたら

 違ったんす。

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 昭和47年に歩道橋が併設される訳なのですが、道路橋との隙間に橋の下を覗ける部分があったとです。

 そこを覗いてみるとーーー

 

 

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 落ちたら即死ってくらいの超絶どでかい煉瓦擁壁だった。。。

 高さ約30mの煉瓦の護岸擁壁なんて、日本中どこを探したって恐らくここだけではないでしょうか???

 驚いたなあーーーと言うか、

 もっと間近で見てみたい!

 もっと下から見上げて見たい!

 って思っちゃいましたよ(*´д`*)

 ・・・とは言えここを下から見上げるには、

 玉淀湖に船を浮かべて袂に近づくか、

 クライミングロープ(ザイル)をガードレールに括りつけて下っていくしか方法が無いのよねw

 つまりはそれだけの断崖絶壁であり、交通の難所だったわけなんです^^

 

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 谷側にあるのは旧葉暮橋の名残でしょうか?

 

 ーーーさてこのまま帰るのも忍びない。

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 こんな山間だっちゅうーのにとんでもない交通量。

 ダンプやトラックがビュンビュン駆け抜ける道なんだけれども、

 頑張って山肌側へと行きました。

 何でかと言われれば、当然煉瓦の刻印探しですw

 なんせーーー

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 見た感じ十字の意匠部位は刻印のありそうな煉瓦の平面が露出していたから(しかもいっぱい)

 

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 煉瓦表面はちりめんじわ。

 明治大正期の煉瓦成型特有の機械成型の跡。

 これは後年に補修されたとかじゃなく純粋に当時のままっぽい(*´д`*)

 ではでは刻印でもーーーと思ったんですが、

 ・・・

 ・・・

 無理ですw

 幅員狭すぎて車に引き殺されちゃうよW

(私を見つけて対向車とすれ違えないで止まってしまったダンプのオジサマごめんなさい・・・)

 

 と言うことでさっさと諦めたっす^^;

 ですが秩父鉄道の延伸延西は日本煉瓦製造㈱の渋沢栄一の影響下だったので、恐らく刻印が見つかったとしても、

 時代的に日本煉瓦製造㈱の明治期の刻印『上敷免製』なんじゃないかなあ~とも思ってます^^

(※ ただし、別の地域の煉瓦構造物の廃品も利用してるかも?と風の噂で聞いたけれどもあくまで噂)

 

 さてこれ以上は限界ってことで帰るっす。

 道中ーーー

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 お兄ちゃんが喜びそうな雑誌が落っこちてたよ(*´д`*)

 私は同性だから・・・あんまし同性のおっぱい見ても嬉しくないけどね^^;

 

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 電車が来るまで時間があるからと暇つぶしに歩いたら、ここ十年くらいでしょうか?

 秩父で流行(むしろ流行らせようと奮闘?)の豚丼のお店があったよ^^

 

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 帰りも秩父鉄道で帰ろうと思ったっすけど、熊谷でJRに乗り換えてグリーン車でまったりお酒飲みつつ帰ったっすw

 だってさ?

 同じ埼玉県だけど草加と秩父じゃ遠いもんw(西と東の端)

 帰りくらいはお酒飲むのも躊躇しちゃうロングシートじゃなくボックス席でいいよね☆

 ではではまた今度、小さな煉瓦旅行があったら報告する予定っすマジで(*´д`*)

 


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コメント 3

YUTAじい

おはようございます。
豚丼・・・味のひらきが多いので店選び大変。
息子風邪酷そう・・・。
by YUTAじい (2017-01-24 06:33) 

NO14Ruggerman

おなじ「はぐれ」でも橋が「葉暮」で駅は「波久礼」ってのが意味深そうっすね。
by NO14Ruggerman (2017-01-24 08:27) 

YUTAじい

おはようございます。
昨夜はお世話様でした・・・。
by YUTAじい (2017-03-11 08:04) 

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